古くから、私たちの心や身体に働きかけ心身のトラブルを和らげてくれたアロマ。
アロマをしてみよう!と思ったときに必要な「オイル」ですが、表記が違う「エッセンシャルオイル(精油)」と「アロマオイル」。
同じなの?違うの?と疑問に思ったことはありませんか。
今回は違いはあるの?「エッセンシャルオイル(精油)とアロマオイル」についてです。
目次
「エッセンシャルオイル(精油)」とは?
エッセンシャルオイル(精油)は、植物に含まれるわずかな量の芳香成分を抽出した天然成分100%のオイルです。
蒸したり、搾ったりと抽出方法は植物によって違いますが、例えば精油1kgを得るには、ラベンダーなら100~200kg、ローズなら3~5tも必要というので驚きです。
「アロマオイル」とは?
一方アロマオイルは、エッセンシャルオイル(精油)がベースとなり人工香料やアルコール、他の原料などが加えられているオイルのことです。
雑貨店でよく見かけるのもアロマオイルが多いです。
「エッセンシャルオイル(精油)」と「アロマオイル」オススメの使い方
エッセンシャルオイル(精油)とアロマオイルは天然成分100%か、そうではないかの違いがありました。
ここでは、それぞれのメリットを抑えたオススメの使い方を紹介します。
「エッセンシャルオイル(精油)を使ってアロマテラピー」
アロマテラピーとは、フランス語の「aroma(香り)」と「therapie(療法)」を組み合わせた造語で、芳香療法とも呼びます。
アロマテラピーの方法としては、
*芳香浴
アロマディフューザーやアロマポットを使用し、エッセンシャルオイル(精油)の香りを拡散させる方法
*沐浴
湯船や洗面器にエッセンシャルオイル(精油)を垂らし、肌からの浸透や香りを得る方法
*吸入
鼻や口からエッセンシャルオイル(精油)の成分を吸入し、身体の不調を緩和する方法
*トリートメント
希釈したエッセンシャルオイル(精油)を身体や顔に塗り、リラクゼーションや血行促進などを促す方法
などがあります。
さまざまな効能をもつ植物のエッセンシャルオイル(精油)が心身のトラブルに働きかけてくれる為、美容、健康の増進、リラクゼーション、予防医学などで活用されています。
「アロマオイルで気軽に香りを楽しむ」
さまざまな効果のあるエッセンシャルオイル(精油)ですが、大量の植物から、ほんの少ししか採れない貴重なオイルです。産地や抽出技術によってグレードもあり、種類によってはとても高価なものです。
それに比べ、アロマオイルは比較的安価で購入できます。
お部屋やトイレ、車などで香りづけをしたいとき、気軽に香りを楽しめていいですね。
まとめ
エッセンシャルオイル(精油)とアロマオイルは、100%天然成分かが大きな違いでした。
アロマを楽しむときは用途によって使い分けができるといいですね。