アロマを始めると試してみたくなるのがオイルのブレンド。
でも何も何を混ぜたら良いのか分からないと思っていませんか。
コツをおさえれば、アロマブレンドも楽しく簡単にできるようになりますよ!
目次
効果倍増?アロマブレンドがオススメのワケ
アロマブレンドとは、2種類以上の精油をブレンドすること。
なぜアロマブレンドがオススメなのか、、それは相乗効果を期待できるからです。
2.3種類の香りをブレンドすることで、アロマが持った効能が増えますし、香りにも深みがでて自分だけの香りを楽しむことができますよ!
初心者向け!簡単なアロマブレンドのコツ
①目的をきめる
まず自分がなにを目的とするか考えます。
例えば、「仕事中リフレッシュしたい」「夜ぐっすりと眠りたい」「風邪の予防をしたい」など、自分がどういう状況なのかを具体的によく考えてみてください。
②精油をきめる
目的をきめたら、それにあった精油を1つ選びます。
そして次にメインに選んだ精油と作用が似ているものを選びます。
合計2ー4種類の精油をブレンドします。
○「仕事中リフレッシュしたい」場合…
仕事中の人間関係にストレスを感じてリフレッシュしたいか?もしくは、山積みの仕事を片付ける合間の休憩にリフレッシュしたいか、自分がどういう状況か考えます。
今回は休憩中の気分転換としましょう。
①まずはメインの精油を決めます
『レモン』を選びます。
レモンは柑橘のフレッシュな香り!
フレッシュで爽やかな香りは、気分を明るく元気にしてくれて、集中力も高めてくれます。
②メインに選んだ精油に似た効能の精油を選びます
『ペパーミント』
メンソールの香りのペパーミントは、清涼感のある爽やかな香りです!
気分をリフレッシュ、元気にしてくれて、眠気覚まし、集中力を高めるのに効果的です。
③同じくもう1つの精油を選びます
『ティトゥリー』
爽やかなシャープな香りのティトゥリー!
前向きな気持ちになり頭もスッキリとします。
このように作用の似た精油を選べば失敗もしにくいですし、直感で心地よいと感じる香りを選ぶのも良いですね!
また香りのタイプが似た精油同士の相性もいいことが多いです!
【相性抜群】香りのタイプとは?
精油がもつ香りのタイプは
*柑橘系
(オレンジ、ベルガモットなど)柑橘系のさわやなな香り
*フローラル系
(ジャスミン、ローズなど)優雅で華やかな香り
*オリエンタル系
(イランイラン、サンダルウッドなど)神秘的でエキゾチックな香り
*樹脂系
(フランキンセンス、ミルラなど)甘く個性的な香り
*スパイス系
(シナモン、ブラックペッパーなど)刺激的な香り
*樹木系
(シダーウッド、ヒノキなど)森林を感じさせる香り
*ハーブ系
(ペパーミント、ローズマリーなど)すっきりとした香り
などがあります。
この香りのタイプもぜひ参考に選んでみてください。
簡単なアロマブレンドに慣れてきたら…少しレベルアップしていきましょう。
上級者向けアロマブレンドのコツ
より深みのあるブレンドをするには、精油の効能をさらに詳しくみていきます。
①精油の香りのノートをチェック
香りはそれぞれの揮発度があります。香水などで「トップノート、ミドルノート、ベースノート」と聞いたことがありませんか。
トップノート:直後に揮発する香り。20分程香りは持続します。
ミドルノート:中間の香り。2時間ほど香りは持続します。
ベースノート:最後に揮発する香り。6時間以上香りは持続します。
ブレンドをするときはノートの違う精油をバランスよく配合することで、香りを持続させ経過を楽しむことができます。
トップ:ミドル:ベースの割合が【4:4:2】になると良いそうです。
せっかくなら、香りを長持ちさせ、香りの変化を楽しみたいですよね!
香りを長持ちさせたい!【精油のノートの種類一覧】
*トップコート
(ラベンダー・オレンジ・グレープフルーツ・レモン・ベルガモット・ティートゥリー・ペパーミント・ユーカリ・ローズマリーなど)
*ミドルノート
(ローズ・イランイラン・カモミール・ジャスミン・フランキンセンス・メリッサ・ジンジャーなど)
*ベースノート
(サンダルウッド・シダーウッド・ヒノキ・フランキンセンス・ミルラなど)
②精油のブレンド比率をチェック
精油は香りの強さが異なります。一滴でとても強い香りができ精油は、ブレンドするとその香りしかしなくなってしまいます。
精油をブレンドするときの配合比率のことを「ブレンドファクター」といい、ブレンドファクターが強い精油は少なめの配合、弱い精油は多めの配合をします。
先ほどの「仕事中リフレッシュしたい」時に簡単なブレンド方法でセレクトした精油を詳しくみていきます。
『レモン』トップノート:ブレンドファクター普通
『ペパーミント』トップノート:ブレンドファクター強め
『ティートゥリー』トップノート:ブレンドファクター普通
これをみると、ペパーミントの配合比率をレモンやティートゥリーよりも控えめにすると良いことがわかります。
しかし、全ての香りのノートがトップではじめの香りは強いものの香りが持続しません。
そこで『レモン』に香りが似た『メリッサ』と『フランキンセンス』を配合してみます。
『メリッサ』ミドルノート:ブレンドファクター強め
『フランキンセンス』ベースノート:ブレンドファクター普通
メリッサはミドルノート、フランキンセンスはベースノートの精油なので、これらを加えることにより香りが持続し深みが出てきます。
アロマブレンドに慣れてきたら、このように精油の特性にも注目して自分だけのオリジナルブレンドを楽しむこともできます。
【おすすめ】アロマブレンドレシピ一覧
目的別に効果のあるアロマブレンドレシピの一覧です。
*風邪の予防に効果あるアロマブレンド*
ユーカリ1:レモン3:ティートゥリー1
抗菌・抗ウイルス、免疫強化に作用するブレンドです。
*ぐっすり睡眠に効果のあるアロマブレンド*
ベルガモット2:ラベンダー3:カモミール1
頭が冴えて寝れない、興奮が治らなくて眠れないときに安眠を促すブレンドです。
*リフレッシュしたいときのアロマブレンド*
ペパーミント2:ユーカリ2:レモングラス1
気分転換しリフレッシュしたい時に爽やかな香りのアロマブレンドです。
*リラックスしたいときのアロマブレンド*
ラベンダー5:カモミール2:イランイラン1
不安や心配事、プレッシャーを和らげリラックスさせてくれるアロマブレンドです。
*女の子らしい部屋の香りのアロマブレンド*
ラベンダー5:オレンジ3:カモミール2:ローズ3
誰もが好きな万人受けするアロマブレンドです。
*森林浴のような香りのアロマブレンド*
ジュニパーベリー1:パイン1:レモン2
まるで森林浴をしている気分になれるアロマブレンドです。
*おうちデートのムードづくりのアロマブレンド*
イランイラン1:ゼラニウム1:ジャスミン1
セクシーなムードが高まるデートにおすすめのアロマブレンドです。
*おうちヨガに雰囲気あるアロマブレンド*
サンダルウッド2:ローズウッド1
エキゾチックな香りでヨガの瞑想にも適したアロマブレンドです。
オリジナルアロマブレンドオイルを作ろう!
お気に入りのブレンドを見つけたら、自分だけのオリジナルアロマブレンドオイルを作ってみましょう。
用意するもの
*ガラスビーカー(ガラス製の容器)
*遮光瓶
*ムエット(画用紙でもOK)
ガラスビーカーは100円ショップなどでも手に入ります。
ムエットを使って香りを確認します。ムエットは画用紙を細長く切って代用できるので簡単ですよ!
保存には必ず遮光瓶を使用し、1年以内に使い切るようにします。
○オリジナルアロマブレンドオイルを作る際のポイント○
○空腹や満腹時は脳が鈍感になるので控えましょう!
○気温や湿度によっても感じ方が変わります!
まとめ
アロマブレンドのコツは掴めたでしょうか。
ブレンドをする際は目を閉じて香りだけを感じてみてください。
自分が心地よいと感じる香りに出会えるといいですね!